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やばいです。結界師、むしろ火黒さんにハマリマくりました。 キュンキュンしちゃいますよね! ここはそんなブログです☆(どんな
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雨が降っている。
雨は庭の落ち葉に降り、洋子の窓にも水滴がついている。
そのガラスを打つ雨の音が耳の中を通り過ぎていく。
洋子は部屋の中に居て雨が降るのを見ていた。
普段は飽くことなく眠る洋子だが今日はどうも眠れない。
薄ら寒い休日の午後だ。
洋子がため息をついた。彼女は恋をしていたのだ。
もちろん洋子にだって恋する権利はある。
そしてこのおろかな少女はしきりにしばしばその権利を行使していたのだった。
だが洋子の恋はつねに成就することはなかった

今度の相手は転校生だった。
凡庸な中学生は転校生の物珍しさにたいていは惹き付けられるものだ。
それで凡庸な洋子は転校生が来る度に恋をしたのである。

またひとつ洋子はため息をつく。

「お姉ちゃーん」
階下で妹の香代子が呼んだ。
なんだってあの間抜けな妹は、あんなに間抜けな声を出すのだろうと洋子は思った。
「おとーさんがシュークリーム買って来たよおん」
屈託なく、満ち足りて、そしてよく通る大声で、間抜けな妹はそう言った。
世界の中心でシュークリームと叫んでいるのだ。
「早く来ないと、ぜぇーんぶ食べちゃうよおん」
食い意地の張った香代子は、ぜひそうしたいという気持ちをありあり浮かべて世界の中心でさらに叫んだ。
忌々しいやつだ。と洋子は思った。
「しょうがないなぁ」
恋を中断して洋子は階下を降りて行く。
残念ながら、この女の子もシュークリームが好きなのだ。
そして洋子が居間に行くと、皿の上にドッサリとおいてあるシュークリームがあった。
「お父さん、なんでこんなにいっぱいシュークリームがあるの?」
洋子が聞いた。





時間ないんで続きは明日で;;

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無題
どうもどうも、お久しぶりです!
相互OKですよね!どうもですッッ
返事ってかコメントしにくる遅れて御免なさいな!

じゃあわたしのブログにさなのリンクはっとくんで⌒○●
気が向いたらわたしのもはっといてくださいなア

では!これだけですみま洗濯機(やめーい
モトキ URL 2006/10/14(Sat)19:09:33 編集
Re:無題
もぉーときぃ!!!(スーパーハイテンション
返事遅くなってスマセンね;;
どうぞvv貼ったらあなたのブログ腐敗臭が漂う様になるけどv(ヤメィ

イエッサー*速攻で貼らせてもらいましたぜ!!!!

でゎ書き込みありがとうでしたぁ!
さな  【2006/11/02 20:41】
わお。
あ、御免なさい
もう張ってたねェェ(笑
じゃこれからも宜しくなうんこ★
絵茶またしたーい
モトキ URL 2006/10/14(Sat)19:10:32 編集
Re:わお。
もう貼ってるぜ?
間違えちゃ駄目じゃないか、勘違いガールさん(ウゼー
おぅ。よろしくうんこ。
またうんこ絵チャしたいねぇーv(遠慮しとくよ

でゎうんこ(ぁ
さな  【2006/11/02 20:42】
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